排尿時に異常を感じたなら、泌尿器に何らかの異常があることが多い。
たとえば、排尿時の痛みである。排尿の初めに痛みが生じるなら、尿道炎や前立腺炎の可能性がある。また、排尿の最初から最後まで痛みがあるなら、急性尿道炎かもしれない。さらに、排尿の終わりぐらいに痛みを感じるなら、膀胱炎である可能性がある。
また、頻尿も泌尿器の異常を知らせるサインとなる。普通は一日平均5~8回ほどトイレに行く。それ以上になると頻尿となる。その場合、一回の排尿の量が少ないのに尿意を感じてトイレに行くということが問題となるのだ。普通は、膀胱が尿をためておくので、我慢してトイレに行くと300ccぐらいの排尿量となる。しかし、それより半分以下ぐらいの量で、頻繁にトイレに通うようなら、そしていつも残尿感を感じるようなのであれば、膀胱炎や前立腺炎の可能性もある。もちろん、頻尿そのものも日常生活に障害をきたすので、病気を治すためにも、また、生活改善のためにも受診することが必要である。
また、同じ頻尿でも、一回の排尿の量が多い場合、ほとんどは水分の取りすぎでトイレが近くなるので、水分の取りすぎに注意すると改善される。しかし、いつものどが渇いて水分を摂取するようならば、糖尿病や尿崩症という下垂体の病気である可能性もある。
それとは逆に、排尿しにくい、または排尿できないという症状もあり、前立腺肥大症という可能性が考えられる。
このように尿は健康を測るバロメーターとなるので、異常を感じたら速やかに泌尿器科の診察を受ける必要がある。 |